進撃の巨人

なぜ進撃の巨人がここまで人気のマンガになったのか、考察していきます。

進撃の巨人のアニメ版とマンガの違い

進撃の巨人は、アニメの評価がすごく高いです。

他のマンガで、アニメ化がひどい出来だったものもたくさんあるなかで、進撃の巨人は作画も声優さんの演技も、音楽なども素晴らしかったですよね。

 

アニメ版は、空の描き方や街の描き方、人物の絵、立体起動装置の滑らかな動き、巨人の動き、戦闘シーンなどがすごくいいんです。

一方で、進撃の巨人のマンガの方は、空の描き方や人物の動きなどはアニメに劣るものの、人間の表情や、巨人の表情などがアニメよりも際立っています。

 

ハンネスが、エレンの母であるカルラを襲おうとした巨人に立ち向かったとき・・・

その巨人の表情は、見ていて鳥肌が立つくらい漫画はすごいです。

そして巨人を見たハンネスの恐怖とあきらめの表情も、漫画版はすごくいいんです。

 

人間が巨人に食わる絵や、人の死体などの絵は、漫画版の方がよりエグく描かれています。

なので、進撃の巨人のアニメしか見ていない私の友人には、漫画の方も見た方がいいとすすめているくらいです。

 

漫画では描かれていないストーリーも、アニメ版に少し入っていたりします。

結構泣ける話なので、アニメ版も見た方がいいかと。

 

豆知識ですが、進撃の巨人では人がたくさん死ぬので、作者の諫山創さんはアイドル歌手のライブDVDなどを見て、気分を紛らわせているらしいですよ。

 

ちなみに、進撃の巨人の実写映画はわたしは見ていません。

漫画やアニメの実写化っていうのは、ドラゴンボールの時代からあまり成功事例がないので見ないようにしてます。

 

長い原作を、2時間にまとめるのはどうしても難しいと思うので、誰がでているとか、演技がなんたらというよりも、脚本が上手くいかないと思ってしまっています。

 

でも、デスノートの映画はうまくできていると思いました。

あれは原作がそこまで長くないのと、現代日本が舞台なので作りやすいということはありますよね。

 

というわけで、今回は「進撃の巨人のアニメ版とマンガの違い」を書いてみました。

参考になれば幸いです!

 

進撃の巨人

 

 

進撃の巨人のアニメの続きは漫画の何巻??

進撃の巨人は原作が漫画で、アニメにもなっています。

進撃の巨人のアニメは2期までやっていて、続きを漫画で見る場合は、13巻からになります。

 

13巻からの王政編は、結構評価がわかれてます。

面白いという人と、そうでない人がいる感じです。

 

わたしの感想としては、「面白い!」です。

なぜこのような論争になったのかというと、王政編には巨人があまり出てこないからです。

メインは、壁の中での人間対人間になります。

今まで壁の外や壁の中の巨人と生きるか死ぬかの戦いをしてきていたので、やはり巨人がでてこないということで、緊張感がなくなったというひともいるようです。

 

しかし、王政編では、進撃の巨人の世界の全容や秘密が明らかになっていったり、調査兵団が壁の中の王や憲兵団に立ち向かっていく様子を見ることができるので、とっても面白いですよ。

 

リヴァイ兵長の出生の秘密や、ミカサと共通の名前であるアッカーマン家の秘密などが明らかになっていきます。

なぜ、リヴァイ兵長とミカサがこんなに強いのかもわかるかも!

 

物語によくあることかもしれませんが、今まで主人公だった人たちがテロリストみたいな扱いになる、という展開ってありますよね。

 

調査兵団は、何者かによって殺人集団、テロリスト扱いされるようになり、憲兵団に追われることになります。

 

ただの憲兵団ではなく、中央憲兵という、日本の警察でいえば特殊急襲部隊「SAT」のような人たちと対戦することになるのです。

 

でも、見ていてちょっと辛いかもしれません。

主人公をはじめとした調査兵団は、自分たちの掲げる大きな目的のため、ちょっと非人道的なこともします。

わたしはこの展開が、「やっぱ進撃の巨人すごいわ」って再評価するきっかけになったんですけどね。

この辺も、やっぱり進撃の巨人13巻からはじまる王政編の見どころなんですよ。

 

見てどう思うか。人によって意見は違うでしょう。

調査兵団のやり方に疑問を感じるか、それとも大義名分の為なら許せる行為なのか・・・

はじめの方に書きましたが、進撃の巨人は読み手の予想をいい意味で裏切ってくれます。

こんなこと、普通主人公側の人間にさせないだろ!って思うことをさせちゃいます。

これを見たときに、進撃の巨人作者の諫山創さんは天才だっ!!って思いましたね。

 

王政編が終わると、次は再度バチバチの巨人との戦闘が待っています。

わたしは、進撃の巨人のアニメを見て漫画に興味を持ち始めている友人に対しては、

「絶対見た方がいい!おすすめできるよ!」って言ってます。

 

進撃の巨人