進撃の巨人

なぜ進撃の巨人がここまで人気のマンガになったのか、考察していきます。

進撃の巨人とウォーキングデッドの類似点

みなさん、ウォーキングデッドというアメリカのドラマをご存知ですか?

日本でもすごく人気ですが、アメリカ本土でもかなりの人気を誇っている連続ドラマです。

現在シーズン7までやっていて、私はすべて見ているのですが、これがまた面白いんですよね。

 

そして見ていて思ったんですが、進撃の巨人とウォーキングデッドって、結構似ているなって思いました。

 

ウォーキングデッドは巨人ではなくゾンビがいる世界です。

ゾンビに噛まれると、その人間はゾンビになってしまうので、どんどんゾンビが増えていき、普通の人間よりもゾンビの方がずっと多い世界になってしまいました。

 

人間は、高い壁を作ってその内側で暮らしはじめます。

一つの集落の規模は様々で、マンションに一家数人で隠れている人たちもいれば、小さい街を形成している大集落もあります。

 

外側のゾンビが内側に入ってこないように、見張りを立てたり、銃で倒したりするのですが、この構図が、進撃の巨人ととっても似ているなと思いました。

 

壁の内側には見方がいて、外側には化け物がいる。

こういうストーリーは人気がでやすいのかもしれないですね。

 

ウォーキングデッドの方は、アメリカのドラマらしく、男女の不倫があったり、複雑な人間関係があります。

 

そして怖いのは、ゾンビだけでなく人間だということがわかってきます。

食べ物や燃料などの資源が新しく作られないので、今あるもの(缶詰やガソリン)の奪い合いが人間同士で始まるのです。

 

一つの集落と、また別の集落とが資源を求めて戦争になったりします。

進撃の巨人でも、王政編では敵が巨人ではなく人間になりますし、一番初めにウォールマリアが破られたときには、人類の三分の一がもうひとつ内側の壁ウォールローゼ内になだれ込み、食糧難から人類の危機が訪れました。

 

これでは人類の存亡にかかわると、人類の人口の2割を投入してウォールマリアを奪還しようとしましたが、そのほとんどが死んでしまい作戦は失敗に終わりました。

しかし、壁の一番内側にいる内地の人間は、人口が減って食糧危機が去り、よかったという人間がいると書いてありました。

 

外の化け物との戦い、そして限られた資源を求めての人間同士の戦い。

進撃の巨人とウォーキングデッドには、この2つの共通点があったのです。

 

そして実はもうひとつ、進撃の巨人とウォーキングデッドの共通点を発見してしまいました。

それは、2作品とも、主人公がちょっとイカれてるところです。

進撃の巨人の主人公はエレン。

ウォーキングデッドの主人公はリックです。

 

エレンは幼少期に、ミカサの両親を殺害した殺人鬼をナイフで倒していますし、セリフも過激なものがおおいです。(駆逐してやるとか、ぶっ殺してやる等)

でも、味方にはとことん優しい。

 

リックは、自分の元に集まって一緒の時を過ごした仲間たちを家族と呼び、その家族を守るためならば、平気で敵対する人間を銃で撃ちます。

何人撃ったかわからないくらいです。

ちょっとやりすぎるくらいやりすぎてしまうので、たまに仲間から止められたりします。

でも、仲間も、それが自分たちを守るためにしていることだとわかっているので、リックのことを信頼し、ついていっています。

 

もし、まだウォーキングデッドを見たことがない人は、とってもおすすめですし、もしまだ進撃の巨人を見ていない人は、すぐにでも見てもらいたいですね。

 

今回は進撃の巨人とウォーキングデッドの類似点について考察してみました。

楽しんでいただけたら幸いです(^^)/

 

進撃の巨人